Lineから個人情報が流出しているって本当?

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Q:

LINEで個人情報が流出しているって本当ですか?

過去には複数回にわたり、LINEの個人情報が流出する事件が発生しました。
また、中国の関連会社が個人情報を閲覧できた問題も起きています。LINEから個人情報流出する可能性や、個人情報が流出しないためのコツについて解説します。
LINEで個人情報が流出しているって本当ですか?

LINEは監視されている?


数年前から「LINEというメッセージアプリは内容を監視されている!」という噂がまことしやかに囁かれていました。

そんな矢先に、LINEヤフーの関連会社の委託先である韓国企業がサイバー攻撃を受けた影響で、LINEの個人情報が流出していたことが判明。センセーショナルに報道され不安に感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

なかにはこれを機にLINEを使うのはやめた、という人もいるようです。では、LINEで個人情報が流出しているのは、本当なのでしょうか。じっくり解説します。


LINEから44万件の個人情報が流出


2023年11月、LINEヤフーは約44万件の利用者情報が流出した事を発表しました。

情報流出の原因は、韓国の関連会社ネイバーの子会社「NAVER Cloud」の業務委託先のパソコンがマルウェアに感染したことが起因とされています。

LINEヤフーと関連会社ネイバーは社員向けシステムの認証基盤を一部共通化しており、この認識基盤がサイバー攻撃への糸口となりました。

この事件は、関連会社間でのシステム共通化のリスクを浮き彫りにしました。

流出した情報の範囲

流出した情報は下記であることが判明しています。

  • 利用者の性別
  • LINEスタンプの購入履歴等
  • LINEヤフー従業員の氏名、所属部署、メールアドレス

今回の事件では、利用者の氏名、LINE内のメッセージ内容や銀行口座、クレジットカード情報の流出はなかったということです。


過去にも情報流出問題が発覚

LINEヤフーでは過去にも情報流出の問題が発覚しています。

2021年にLINE本社は、個人情報の一部が業務委託先の中国企業からアクセスできる状況になっていたことを認めています。

実際は、開発上必要な情報や、モニタリングされたデータには、業務上必要な人間だけが閲覧できるように限られていたのですが、その委託企業が中国の会社だったことが一番の問題でした。

中国国内にあるサーバデータは、中国政府に求められたらすべて情報を提供する義務があるからです。

また、ネット検閲も合法で行われているため、非公開であるはずのデータもある程度覗かれていたのではないか?という懸念や推測があったために、大々的に報道されました。


LINEのメッセージ内容は暗号化されている

LINEのトークや通話などには、Letter Sealing(レターシーリング)という暗号化技術が用いられています。

非常に高度な暗号化技術なので、送信者と受信者以外にはトークや通話の内容が覗き見ることができません。つまり、LINEのサーバーを直接不正にアクセスしても、中身を盗聴することはできないのです。

サーバー自体は強固に守られているので、2重に安心なのではないでしょうか。


LINEで個人情報が流出しないためのコツ

LINEで個人情報を流出させないためには、どのような対策をとればよい?

とはいえ、LINEのトーク画面が週刊誌に流出し炎上している有名人が「ハッキングされた!」などといっているのを聞いたことはありませんか?


そのため、LINEは個人情報が漏えいしてしまうものだ、という固定観念がついている人もいるようです。

LINEは、その使い方を気をつけることで個人情報の流出が起こることを防げます。
LINEを利用する上で気をつけること、そして個人情報が流出しないためのコツをお教えします。


スマートフォン本体とLINEアプリの両方にロックをかけましょう

週刊誌やネット記事などでLINEのトーク画面が流出しているケースの多くは、ハッキングではなく、第三者にスマートフォンを操作され、画面を見られたりスクリーンショットを撮られたりしていることが原因です。

もし、当事者にその記憶がない場合は、家族や同居人、職場の関係者など、身近な誰かが無断でスマートフォンを触っている可能性も否定できません。

私たち一般の利用者が個人情報の流出を防ぐために、まず行うべき対策は、スマートフォンを勝手に操作されない状態を作ることです。
スマートフォン本体の画面ロックに加えて、LINEアプリにもロックを設定しておくことで、安全性は大きく向上します。


【LINEにロック(アプリロック)を設定する方法】

  1. 「ホーム」画面を開く
  2. 右上の「設定(歯車)」をタップ
  3. 「プライバシー管理」を選択
  4. 「パスコードロック」を開く
  5. パスコード、または生体認証(指紋・顔認証)をオンにする

※パスコードは2回入力して設定します。

※パスコードを忘れると再ログインが必要になる場合があるため、管理には注意しましょう。

このようにパスコードを設定することで、通知の際にメッセージの内容が表示されなくなり、不意に誰かに覗かれることも少なくなります。情報セキュリティ的にも好ましいでしょう。


不要な個人情報はできるだけ登録しない

LINEのプロフィールに、本名や誕生日を入れていませんか?


実は、電話番号以外の情報は必ずしも登録する必要はありません。

友だちだから大丈夫、と思いがちですが、LINEのような大きなサービスに預ける情報は、少なければ少ないほど安全です。

公開しなくていい情報は、思い切って削除してしまいましょう。


外部アプリへの情報アクセスは「拒否」にする

LINEのプライバシー管理画面には、「アプリからの情報アクセス」設定という機能があります。

これは、LINE以外の外部アプリに対して、アクセスの権限を与えるかどうかの設定です。

少々難しいかもしれませんが、わかりやすく説明すると、LINEに連携できるアプリゲームが多数あります。

そういったゲームには、LINE友だち内のランキング表示という機能が多くあります。友だち内で切磋琢磨するような機能です。

LINEのプライバシー管理画面には、「アプリからの情報アクセス」設定という機能があります。

これは、LINEと連携する外部アプリに対して、情報の参照を許可するかどうかを決める機能です。

たとえば、LINEと連携するゲームアプリでは、友だち内ランキングなどを通じて、LINEの表示名が確認できる仕組みがあります。

設定が「常に許可」になっていると、自分がそのゲームを利用していなくても、情報が参照される可能性が出てきます。

不安がある場合は、「拒否」に設定しておくと安心です。


【アプリからの情報アクセスの設定方法】

  1. 「ホーム」画面を開く
  2. 右上の設定(歯車)をタップ
  3. 「プライバシー管理」を選択
  4. 「アプリからの情報アクセス」で「拒否」を選択

情報の提供の設定をオフにする

LINEでは、不正利用防止やサービス改善を目的として、位置情報や利用状況などが収集される場合があります。

トーク画面や画像や動画などが取得されることはありませんが、個人情報の流出に対して不安に思うときは「情報の提供」の設定をオフにしましょう。


【情報の提供の設定をオフにする方法】

  1. 「ホーム」画面を開く
  2. 右上の設定(歯車)をタップ
  3. 「プライバシー管理」を選択
  4. 「情報の提供」を開く
  5. それぞれ、提供したくない項目をオフにする。

コミュニケーション関連の情報や、位置情報などがLINEで収集されないようになります。


アドレス帳の同期による友だち自動追加を避ける

「友だち自動追加」設定がオンになっていると、スマホに保存しているアドレス帳に登録されている電話番号がLINEアプリに連携されます。

まとめて友だちを追加するのには便利な機能ですが、過去1度だけ連絡を取った相手や、仕事上の人、などにもプライベートのLINEアカウントを知られてしまうので厄介だと感じる人も多いでしょう。
個人情報の流出が気になるのであれば、アドレス帳の同期はしないほうが賢明です。


【アドレス帳の同期をしない設定方法】

  1. 「ホーム」画面を開く
  2. 右上の設定(歯車)をタップ
  3. 「友だち」を選択
  4. 「友だち自動追加」「友だちへの追加を許可」の両設定をオフにする

マイQRコードを更新する

QRコードによる友だち追加機能は便利です。


SNSなどを通じて仲良くなった人とLINEで連絡を取りたいときなどに、マイQRコード画像を送り合うこともあるでしょう。

しかし、そのマイQRコードの画像が第三者に見られたり、掲示板やSNSに掲載されて広く拡散されるという可能性もあります。

「最近、知らない複数人にLINEで友だち追加されていて、なぜかわからない、個人情報の流出が心配」と言う方はこういうルートの可能性があります。

そこで、マイQRコードの画像を更新し、以前の画像を無効にしてしまう方法があります。


【マイQRコードの画像を更新する方法】

  1. 「ホーム」画面を開く
  2. 右上にある人間にプラスが書いてあるアイコンをタップし、「友だち追加」画面を開く
  3. 「QRコード」をタップし、「マイQRコード」を表示
  4. 「更新」をタップ

なお、知らない人、不審な人から友だち追加があった場合は、迷わずブロックしましょう。


端末に監視アプリが入っていないかチェックを

もし、LINEを使用している端末に、監視アプリが入っていたりすれば、上記で説明したLINEの対策は無意味です。

スマホに監視アプリが入っていないかチェックすることは、本来、LINEを使う上で最初に気をつけなくてはいけないかもしれません。

気をつけているのに、LINEのトーク画面が丸見えになっているかもしれない、という不安がありませんか?

浮気や素行の確認などで、家族やパートナーが監視アプリを使用している可能性が高いのですが、赤の他人がこっそりあなたのスマホに監視アプリを入れていることもないとは言えないでしょう。

そこで、LINEを使っている端末(スマホやパソコン)に、その端末を盗聴できてしまうアプリが入っていないかどうかチェックしてください。

簡単に監視アプリが入っていないかチェックする方法として、

  • アプリの一覧を確認する
  • セキュリティソフトで解析する
  • 端末を初期化する

という方法があります。

監視アプリがないか確かめたり、削除することができるでしょう

それでもまだ、LINEで個人情報が流出しているように感じ、監視アプリの存在が疑われるときは、端末調査を専門のセキュリティ会社に依頼することをおすすめします。


電話: 0120-239-743
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