携帯盗聴やデジタル式盗聴器
の特徴について


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デジタル式盗聴器とは

電波を発信する盗聴器には、アナログ式盗聴器のほかに、デジタル式盗聴器という種類があります。

デジタル式盗聴器という表現が使われてはいますが、デジタル周波数を使った専用盗聴器の他に、
携帯電話やPHSを盗聴器として利用している物も
あります。
このデジタル式盗聴器を仕掛ける場合も、周りの音を拾うことが出来る場所に携帯電話を置くだけです。
音を拾うことが出来る場所に、電源の入った携帯電話を隠し、その携帯電話に電話を掛けることで、音を聞くことが出来ます。
携帯電話の場合には、着信がバレないようにしたり、音声を拾う機能を高めたりといったカスタマイズが施されているケースがあります。
また、携帯電話のバッテリーで稼動しているので、バッテリーが無くなれば利用することが出来ません。

このデジタル式盗聴器は、アナログ波ではなくデジタル波を使っているため、一般的な広域帯受信機では正確に傍受することが出来ません。
弊社では、デジタル式盗聴器に対応した調査を行っています。高性能受信機を使って、他社では出来ない調査が可能となっています。

一般的なデジタル式盗聴器対策では、怪しい電波が出ていないかを広域で確認する方法と、盗聴器、携帯電話が仕掛けられていないか、目視によって調べる方法があります。
また、電波を妨害(ジャミング)して、外部に情報が洩れないようにするといった手段があります。

デジタル式盗聴器は、一般的に使われる盗聴器としては使いづらく、盗聴をしようとする人間にもリスクがあります。
アナログ式盗聴器とは違い、機器の価格が10万円前後することや、バッテリーが切れてしまうと、使うことが出来なくなる。
また、電源を供給するためにアダプタを付けていたとしても、電源コンセントの周辺を調べると発見される可能性が高くなるなど、
盗聴器として使うのが難しい種類になります。



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