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自分で出来る盗聴器の発見方法の流れ

「自分で盗聴器を見つけたい」という方、「盗聴されているかも?」と不安を持つ方で、簡単な方法で盗聴器を見つけたいという方は意外と多いと思います。
そこで、弊社がこれまでの調査で培ってきた盗聴器発見のノウハウから、簡易の盗聴器発見方法の一部を紹介したいと思います。

ここで紹介する方法は、ハンディー受信機(DJ-X3ないしDJ-X7)を使った、
自分でできる簡単な盗聴器発見方法について、解説したいと思います。
まずは以下の3つのものを用意してください。

  

盗聴器を発見するために用意するもの

  • DJ-X3(本機は生産停止となりましたので、DJ-X7を代用してください)

  • ラジオなどの音を鳴らせる電化製品(コンポ・テレビなど)

  • 手袋(盗聴器に自分の指紋をつけないためです)


次に、実際に盗聴器を発見するための環境を作ります。
この環境作りによって、盗聴器の発見漏れ防止を多少ですが防止できます。


盗聴器を見つけるために適した環境
1)調査対象となる部屋の窓や扉を閉めて、密室空間を作る。

2)調査対象の部屋の照明や家電製品の電源を入れておく。

3)用意したラジオなどの音源を、起動させた状態で部屋の中
  に設置する。
  ( 音を鳴らすことで起動する盗聴器があるため )

4)調査対象の部屋に固定電話が設置されている場合、
  受話器を取って「117」にダイヤルし、通話状態にする。


注意すべきは、3)の音源の設置です。
音源があると、盗聴器が室内に設置されていた場合、音源から流れる音がハンディー機から聞こえて来ます。

さらに、調査対象の部屋が複数ある場合は、部屋毎に違う音楽をかけておくことで、ハンディー機から聞こえる音の違いによって、どの部屋に盗聴器があるかがわかります。

では、実際の調査方法を解説します。
まずハンディー受信機(DJ-X3ないしDJ-X7)を起動します。


  

盗聴器発見方法の手順

  1. 側面のmoniボタンを押しつつ、POWERボタンを押してください。
    • DJ-X7の場合は、PWRボタンを長押しして、上部ダイヤルヘッドを長押しします。


  2. 電源を入れると、すぐに盗聴発見機能が作動し、
    受信器の液晶画面に『*』のマークが点灯して、
    予め登録している盗聴周波数140チャンネルを、自動でスキャンしていきます。
    • DJ-X7の場合は、液晶画面上に『目』の記号が出現し、自動的に盗聴器で使われそうな周波数をスキャンします。



  3. ハンディー機が不審な電波を捉え、盗聴器があると判断すると、液晶画面上の「dc」表示が点滅し、警告音を発します。
    • DJ-X7の場合は、盗聴器があると判断すると、
      液晶画面の「目」の記号が点滅し、警告音を発します。
      (誤作動でスキャンが止まる場合もありますが、盗聴器がある場合は、警告音とハウリング音が発生し、ハンディー機から周囲の音が聞こえてきます。なお、このスキャンは簡易的であるため、盗聴器を見落とす可能性もあります。また、この機能を利用する際、突発的なハウリング音の対策のために、イヤホンは付けずに行ってください


  4. DJ-X3、DJ-X7の調査範囲は約30mほどですが、障害物がある場合は、電波の飛びが悪くなりますので、大きな部屋の場合は、数か所で探索を行って下さい。



  5. 警告音が聞こえた場合、ハンディー機を旋回させ、ハウリング現象が起こる箇所を探します。その上で、ハウリング現象が最も強い箇所を特定してください。


  6. 手袋をはめた手で、ハンディー機がハウリングする箇所を叩き、もしハンディー機からたたいた音が聞こえた場合、その箇所に盗聴器があることが確実なので、速やかに警察に連絡しましょう。(自分で盗聴器を取り外したりはしないでください)


使用上の注意点

重ねて言いますが、注意してほしいのは、この方法は誰にでもできるという、その簡易調査のため、盗聴器を見逃す可能性もあるという点です。

検知出来る周波数も限られていますし、アナログ盗聴器にしか対応出来ません。

加えて、リモコン盗聴器をはじめとした、特殊な盗聴器を始め、ステルス盗聴器には、対応出来ません。
あくまで、専門外の個人ができる簡易的盗聴対策である、という点を忘れないでください。
過信しすぎないようにしましょう。

以下は、これまでのまとめとして、実際に盗聴器を発見する手順を示した流れです。


  1. 音源を起動し、手袋をはめる。



  2. 固定電話がある場合「117」にダイヤルして、通話状態にしておく。


  3. 部屋の窓を閉め、照明を点灯させる。電化製品の電源も入れる。



  4. ハンディー機の簡易スキャン機能を実行。スキャンが突然停止し、警告音が聞こえると、ハンディー機を耳に当て、ハンディー機から聞こえる部屋の音に耳を澄ます。


  5. ハンディー機を旋回させ、ハウリング現象が起こる場所を探し、ハウリングの強い箇所を探して、最も強い反応がある箇所を指でたたく。



  6. ハンディー機から指でたたいた音が聞こえた場合、ほぼ確実にその箇所に盗聴器があるので、速やかに警察に連絡する。


ここまで解説した自分で出来る盗聴器を発見する方法は、個人で盗聴器を見つける簡易の方法です。
そのため、この方法を試した後も盗聴の不安があれば、もっと高度な調査の実施をおすすめします。

前述の注意点でも紹介しましたが、この簡易調査では、リモコン式やステルス盗聴器などの特殊な盗聴器を発見するのはほぼ不可能です。
リモコン式盗聴器やステルス盗聴器を見つけることができる調査は、個人でやるには難しいため、調査業者へ依頼して調査をしてもらうのがいいでしょう。

弊社では、リモコン式盗聴器、ステルス盗聴器などの特殊な盗聴器に対応が可能な高性能機材を用意しております。
盗聴被害にお悩みの方、自分で調べてみたが盗聴器を見つけることができなかったという方は弊社にご相談ください。

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