盗聴器を安く発見する方法としては、下記の3点が考えられます。
- 市販の盗聴器発見器を買ってきて、自分で調査する。
- 調査力を考慮せず、一番安い業者に頼む。
- 調査力を考慮した上で、「費用対効果」の高い業者へ頼む。
まず、上記の1の方法ですが、一番お勧めできない方法でもあります。
市販の盗聴発見器の中でも、一番、お手軽で安い部類に入るのは、電界強度計タイプですが、特定の周波数をスキャンする事もなく、「盗聴器が近くにあれば、ブザーが鳴る」といった単純な構造です。
このタイプについては、
ほとんど使い物にならないと考えてよいでしょう。
もちろん、一昔前の単純な構造の盗聴器であれば、これで、発見できる場合もあります。
上記の2についても、同様です。
いくら安いと言っても、一応、プロの発見業者であれば、安価な電界強度計のみで調査が終了する事はありませんが、とりわけ、
日本国内の業者では、お粗末な機材での調査になる事が予想されます。
安いだけの盗聴発見業者であれば、上限3Ghz程度の汎用受信機によるスキャンと、八木アンテナを取り付けたハンデイー受信機で、部屋の中をうろうろと探し回る所が多いのではないかと思います。
もちろん、上記の1の方法と比べれば、マシですが、それでも発見できない盗聴器の方が多いでしょう。
弊社がオススメするのは、上記の3です。
アメリカ等の盗聴先進国の発見業者であれば、最低限、スペクトラムアナライザーは使用します。
その上で、高性能な受信機、電界強度計も、10Ghz以上の物を使用するでしょう。
また、GPS発信機の調査には、NLJDを使用するのは、当たり前として、リモコン盗聴器の発見の為には、最低限、サーモグラフィは使用しますし、さらにハイレベルな業者ですと、リモコン盗聴器の専用受信機も使用するはずです。
なぜ、これほど、調査力が重要かと申しますと、一昔前であれば、プロしか使用しなかった、ステルス盗聴器(発見が困難な盗聴器)が、日本橋や秋葉原の電気街で簡単に購入できる時代になってしまったからです。
つまり、
ステルス盗聴器が安価で簡単に入手できる現在では、「調査力」は、非常に重視すべき点だと思います。
結論を申しますと、
高い調査力がありつつ、できるだけ料金が安い盗聴器発見業者に依頼するのが、ベストな選択だと思います。