出力の強い盗聴器でも、盗聴が可能な範囲は200メートルから300メートルぐらいが限界です。
1キロを超える盗聴器はかなり出力が強く、盗聴器としての数は少なくなります。
意外に知られていないことですが、盗聴器の有効範囲は狭く、盗聴電波を受信するためには、盗聴器からかなり近い場所でないと盗聴電波を受信することができません。
盗聴器の有効範囲を超える携帯電話を改造した盗聴とは
しかし、盗聴できる距離の限界となると、話は別になります。
最近は、携帯電話を改造し盗聴器として使われる事例があります。この場合は日本中どこからでも盗聴が可能となります。
しかし、遠く離れた場所からの盗聴には、それなりの準備や機材が必要になります。
携帯電話を改造し盗聴器として使う場合は、個人で改造する人、業者に改造を依頼する人と様々ですが、自分で携帯電話を購入し、改造を施すだけでも、一般的な盗聴器を購入するより、費用が高くなります。
さらに、ほぼすべての盗聴器が使い捨て同然の使用方法のため、高価な携帯電話を購入して使い捨てるよりも、一般で市販されている安価な盗聴器を購入する方が費用もそこまで高くなりません。
そのため、長距離の盗聴は盗聴する側にとって負担が大きいので、あまり使用されない手段です。
ですが、あまり使用されない手段と言っても、まったく使われない手段ではありません。
実際に、調査をしてみて、携帯電話やスマートフォンが盗聴器として使われているケースに出くわすことがあります。
盗聴の電波が届く限界が短いからと言って、調査では、一般的な盗聴器の調査しかしない発見業者もあります。
弊社では、携帯電話を使った盗聴にも対応した調査を行っております。
長距離からの盗聴について何か疑問点などあれば、お気軽にご相談ください。
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