盗聴器発見PRO-TOPへ >Amazon人気の「盗聴器発見機」は、使えるのか?

Amazonなどで2,000円〜5,000円ほどで販売されている簡易型の盗聴器発見機。
「安価に安心が買える」と人気ですが、実は正しく性質を知らないと、かえって不安を煽られる結果になりかねません 。

今回は、電波を完全に遮断する特殊な箱と精密機械を使い、その実力を本気で検証しました。

今回の検証の様子は、YouTubeでも詳しく公開しています。
発見機がどのように反応するのか、ぜひ映像と音でチェックしてみてください。

1. 検証の準備

盗聴発見機の正確な性能を測るため、以下の機材を用意しました。

実験開始:主要な盗聴周波数に反応するか?

一般的な盗聴器で最も多く使われている周波数帯でテストを行いました。

① 400MHz帯(UHF帯・超メジャー)

最も普及している盗聴器の電波です。スイッチを入れるとスペアナのモニターには明確な反応が出ましたが、発見器は「一瞬だけ鳴って、その後は沈黙」。反応しませんでした。

② 140MHz帯 / 1200MHz帯

少し古いタイプや特殊な盗聴器に使われる周波数です。これも結果は同じ。立ち上がりに一瞬反応するだけで、警告音が鳴り続けることはありませんでした。

③ ゼロ距離テスト

「距離が遠いから反応しないのか?」と思い、発見機を電波の根元に直接くっつけてみました。
しかし、それでも発見機は無反応のままでした。

3. なぜか「Wi-Fi」には猛烈に反応

盗聴器には無反応だった発見器ですが、スマホのWi-Fi電波を近づけた途端、激しくランプが点灯し、警告音が鳴り響きました

この違いは電波の性質にあります。

では、なぜ連続波には反応しにくいのでしょうか?
室内には、Wi-Fiルーター、スマホ、Bluetooth機器、ワイヤレス家電、照明など、電波や電磁波の発生源がたくさんあります
推測によると、安価な発見器は「街中のあらゆる電波(連続波)」に反応して鳴り止まなくなるのを防ぐため、あえて連続波を無視し、Wi-Fiのような断続的な電波にだけ反応する仕様になっている可能性があるとのことです。

4. 本物の「コンセント型盗聴器」で最終確認

最後に、実際に市販されているコンセント型の盗聴器を使って実験しましたが、やはり発見器は反応しませんでした。

一方で、プロが使用する「ハンディ受信機」(約2万円程度〜)でスキャンすると、即座に周波数を特定。スピーカーからは盗聴器が拾った音が聞こえ、ハウリング(ピーという音)によって場所も特定できました。

5. 本気で盗聴器を見つけたい時はどうする?

もし「本当に仕掛けられているかも」と不安な場合、以下の2つの方法が確実です。

① 「広帯域受信機(ハンディ受信機)」を使う

プロも使用する機材でスキャンすれば、盗聴器が発する音そのものをキャッチでき、場所を特定できます。周波数まで確認できるため、誤検知に惑わされることがありません

② 専門の調査業者へ依頼する

電波を出さないタイプや特殊な盗聴器まで想定する場合、機材の組み合わせと経験が必要です。精神的な負担を考えると、専門家に任せるのが最も早くて安全な解決策です。

まとめ

今回の検証で下記のことが分かりました。

本当に盗聴器を見つけたいのであれば、簡易機器に頼りすぎるのは禁物です。
正確な調査ができる「ハンディ受信機」を用意するか、信頼できる専門業者へ相談することが、解決への一番の近道です。


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